寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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都立高入試に「話す英語」

公立高校入試に「話す英語」が導入されるという話題です。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

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東京都教育委員会は(9月)22日、2023年度入学者向けの都立高入試で英語の「話す能力」を測定するスピーキングテストを導入すると正式決定した。都内の公立中の3年生全員(約8万人)が対象で、11月下旬に実施する。

 

少々驚いたのが、最初の実施が今年11月下旬ということ。

残り2カ月を切っていますが、準備等は大丈夫なのでしょうか。

もちろん、以前にも導入予定であるとのニュースは流れていましたので、

実施の手はずは整っていたのだろうと思いますが、

各中学や生徒さんの対応はなかなか大変な気もします。

 

ちなみに、評価については「A(20点)」~「F(0点)」まで4点刻みの6段階

になるそうで、年明け実施の学力検査と調査書(計1000点満点)に

この得点を加味し、総合得点を算出するそうです。

 

東京都のこの動きによって、他の自治体でも検討が進むかもしれません。

各私学、貴校園はこのニュースをどう捉えられますでしょうか。

貴校園を卒業する際の子どもたちの姿を目標設定したうえで、

どんな子どもたちを受け入れるのか、そのためにどんな入試が必要か、

を筋道立てて検討いただければ幸いです。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp