中学入試で英語を課す学校が増えた、という記事です。
日経新聞より。
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政府の教育再生実行会議が2013年春に小学校からのグローバル教育の充実を提言して9年ほどたった。首都圏の中学校は22年度入学の試験の大多数が終わり、全体の半数ほどで英語試験をとり入れた。14年度と比べて学校数は10倍程度に増えた。
2020年度から、小学5~6年の「外国語」が教科に格上げとなり、
今回の中学受験生はいわばその「1期生」にあたります。
首都圏模試センターによりますと、
首都圏の国公立・私立中などおよそ300校のうち、
2022年度入試で英語試験を導入した学校は150校程度になる見込み。
他地域の情報は残念ながら掲載がありませんが、
おそらく同様に増加傾向にあるのではないでしょうか。
そしてこの英語入試が、私学優位の流れを作る、
という見方もあるようです。
公立の英語教育が脆弱だとグローバル教育に力をいれる私立を志向する動きが加速する可能性がある。首都圏模試センターによると22年度の首都圏の国公立・私立中などの受験生はピークだった07年の5万500人に近い。
私立を中心に広がる英語入試は国際色を出して受験生取り込みをはかる一環と言える。
学習指導要領が改訂され、新たなカリキュラムが各校園で展開されている、
あるいは展開される予定がおありのことと思います。
どんな生徒を育てたいのか、
そのためにどんなカリキュラムが必要なのか、
そして入試はどうあるべきか、
といったことを繋げて検討いただくことで、
貴校園の大切にしたいことが明確になり、
各家庭にも伝わっていくのではないでしょうか。
ぜひともご検討ください。
(文責:吉田)