寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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中教審の特別部会初会合、教員確保へ議論 まず働き方改革

すでにひと月前の記事になりますが、ご容赦ください。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)

 

教員確保策を議論する中教審の特別部会は(6月)26日、初会合を開いた。公立学校教員の給与に残業代の代わりに上乗せ支給される「教職調整額」の在り方や手当の創設、働き方改革などを総合的に検討し、来春に一定の方向性を示す。初会合では長時間労働の解消が急務だとして、働き方改革の推進方策から議論を進めることを確認した。

 

以前から同じではあるのですが、この記事が出て、

ではこの特別部会の様子を知りたいと思って文科省のHPを見ても、

当日の資料や議事録がまだアップされておらず、

新聞に掲載された短い記事だけではどうも消化不良、

といったことがよく起こります(苦笑)。

特に文科省の関係各位にはもう少し議事録等のアップを

早くしていただければ…と願わずにはいられません。

 

余談が過ぎました。ご容赦ください。

 

さて今回の記事によりますと、この特別部会では今後、

月給の4%相当を教職調整額として支払う現行制度を廃止して

残業代を支払うのか、またその比率を10%程度に増額して対応するのか、

といったことが論点になる他、

「勤務間インターバル」の導入や支援スタッフの大幅拡充についても

話し合われる、としています。

 

ちなみに昨日、この特別部会の第2回会合が実施されたようです。

教育新聞に記事が上がっています。

www.kyobun.co.jp

(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)

 

文科省が「直ちに取り組むべき施策」の論点案を提示した。論点案は▽学校・教師が担う業務の適正化▽学校における働き方改革の実効性の向上▽持続可能な勤務環境整備の支援充実--の3分野に分けられ、それぞれの論点を整理している。

 

イムリーに情報が得られるかどうかは別として、

今後の推移に注目したいと思います。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp