以前にもこのブログでお伝えした、教員採用試験の早期化の話題。
短い記事ですが、チェックしておきましょう。
日経新聞より。
文部科学省と都道府県教育委員会などで構成する協議会が(10月)19日に初会合を開き、文科省が、公立小中高校の教員採用試験を早ければ4月に前倒しで実施し、7月に合格発表する案を示した。従来より2、3カ月ほど早まる。2024年度の導入が目標で、民間企業の採用に対抗して優れた人材を確保する狙いがある。
現在は、各自治体が大学4年時の夏に試験を行い、
秋に合格発表するのが主流。
試験時期を前倒しするとなれば、
教員養成大学のカリキュラムを変更せねばなりませんし、
当然教育実習の時期にも影響します。
さらにこの日の会合では、教育委員会が早期に
試験の作問に着手しなければならないことなども課題に挙がったそうです。
今後、協議会で調整を進めるとの報道がなされています。
文科省は試験の実施時期を5~6月にする案も提示していて、
最終的な時期の確定はもう少し先になるのかもしれませんが、
いずれにしても、教員採用のスケジュールは
これまでよりも早まる公算が大きくなっています。
私学が対応すべきことがらは限られるかもしれませんが、
念頭に置いたうえで教職員採用計画を立案いただければと思います。
(文責:吉田)