とても短い記事だったのですが、こういう例が増えていますので
ご紹介します。日経新聞より。
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東京農業大学(東京・世田谷)と国学院大学(東京・渋谷)が(3月)29日、運営法人同士の包括連携協定を結んだ。教育や研究分野の交流に加え、付属高校から双方の大学への学生の受け入れ拡大を検討する。
一時は付属校ブームのようなものがあり、
大学と高校が進路先としての協定を結ぶ例が多く出現したこともありました。
国学院大学には国学院高など、複数の付属高校や小中学校があります。
一方で、東農大には文学部や法学部がなく、
国学院大は理系学部を持たないため、進路の幅が狭くなってしまう、
という問題があったのだろうと推察されます。
両大学の連携により、今後は指定校推薦などによって
それぞれの付属高からいずれの大学へも進みやすくなる、
というメリットがあるのでしょうね。
進路開拓は私学にとって生徒募集に大きく影響する要素ですので、
各校園とも、いろいろな施策を検討されていることでしょう。
進学にとどまらない、本当の意味の進路開拓を見据えた
取組が進んでいくことを期待しております。
(文責:吉田)