今さら聞けない用語のひとつ、リカレント教育。
昨日のブログ記事とも少し関連すると思いましたので、
改めて採り上げておきましょう。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
経済協力開発機構(OECD)が2021年9月に公表した白書は、日本では社会人が大学などで学び直す「リカレント教育」を受ける女性が少ないと指摘する。
リカレント教育という言葉、社会人が教育機関で学び直すことを指しています。
私自身、近年このリカレント教育を受けたひとりとして、
その意義の大きさを実感していますが、実際にはいろんなハードルがあります。
下のグラフは性別によってそのハードルにも差があることを示しています。
他のOECD諸国では、男性より女性の方がリカレント教育への参加率が高くなる傾向なのに、日本では男性が48%、女性は35%と逆転する。「家族がリカレント教育の妨げになっている」と回答した女性は30%を占め、5%にとどまった男性との差が際立つ。
上の文章を読んで、どのようにお感じになるでしょうか。
私自身、家族の協力がなければリカレント教育を継続して受けることは
できなかったと断言できます。
このような思い、女性はより強いのかもしれませんね。
例えばリカレント教育を受ける女性のために、
子育て支援を積極展開する学校法人があってもいいのかもしれません。
同時に、リカレント教育を全面に押し出す学校法人があってもいいでしょう。
私学ができること、いろいろありそうです。
マーケットは必ずしも縮小していない、かもしれませんよ。
(文責:吉田)