デジタル機器の使用は健康面への影響にも留意が必要です。
日経新聞より。
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全国すべての小中学生に1人1台、パソコンやタブレット端末を配って行うデジタル授業が4月から本格的に始まった。教育のデジタル化の遅れを取り戻そうという国の「GIGAスクール構想」に基づく施策だが、子供の視力保護には十分配慮する必要がある。近視が増え、将来、緑内障や網膜剝離などの眼病につながるおそれがあるからだ。
以前、何かの情報源で目にしたのですが、
子どもの虫歯がどんどん減っている一方、視力は悪くなっていっている、
という調査結果があるそうで、今回の記事でも、
文部科学省の学校保健統計調査(2019年度)が紹介されていて、
裸眼視力が1.0未満の児童・生徒の割合は
小学生34.57%、中学生57.47%、高校生67.64%といずれも過去最高、
と書かれています。
目を守る必要性を感じるデータですね。
デジタル授業にあたっては、学校側が①操作の際、正しい姿勢をとる②画面と目との距離を30センチ以上離す③30分に1回、遠くを見る④屋外に出る時間をできるだけ確保し、木陰や建物の陰ですごす――という視力保護対策をきめ細かくとってもらいたい。
上記の対策を見るととてもシンプルなので、
気をつけてさえいれば簡単に実践できそうです。
この記事の筆者は、外で昼食を食べたり、
休み時間には必ず外遊びをするようにしたりする、
家庭でもゲームは大きな画面を離れて見るように、
といったことを推奨されています。
私自身、視力が乏しい者の一人として、
視力の大切さを強く感じています。
子ども時代の目の使い方はとても重要ですので、
これからのデジタル時代には学校関係者の皆様にも、
特にご留意いただければと思います。
(文責:吉田)