寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

学校の教室命名権、企業名の浸透効果は如何に

とても短い記事なのですが、ネーミングライツがこんなところにも!

と驚いたので共有させていただきます。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

(会員限定記事となっております。ご了承ください)

 

明石工業高等専門学校兵庫県明石市)は海洋土木工事に強みを持つゼネコンである東亜建設工業ネーミングライツ命名権)に関する協定を締結した。同社が明石高専都市システム工学科の4年生が使用する教室の命名権を取得した。

 

高専の教室に企業名が付されるんですね。

知名度で劣る企業にとって、学生、特に高専の在籍生に

自然とその名が浸透してくれれば就職先に選んでくれるのでは…

という思惑のようですが、さてうまくいきますでしょうか。

 

ちなみに、貴校園でもこういうことが可能になりそうな余地はあるでしょうか。

教室だけでなく、体育館や食堂など、

その名を付ける、変える、といった可能性がある場所は

学校内に結構あるのかもしれませんね。

私学であっても、学校には公共施設としての性質がありますから、

いろんな発想があり得るでしょう。

 

今回の記事を読む限り、命名権料は明らかにされていません。

これでひと稼ぎ、というわけにはいかないと思いますし、

そういう発想は経営上危険だとも思います。

が、柔軟な発想で財務を考えていく、ということは必要な気がします。

 

(文責:吉田)

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