売り手市場が鮮明に、とあります。
裏返すと人手不足、ということになるのでしょうか。
日経新聞より。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
企業の採用意欲の回復が顕著になっている。文部科学省と厚生労働省によると、2023年春に大学を卒業した人の就職率は97.3%で3年ぶりに前年を上回った。新型コロナウイルス流行前の水準に近づいた。コロナ禍で採用を絞っていた業界が採用数を増やし、24年卒の就職活動は売り手市場の傾向がさらに強まっている。
上のグラフを観ますと、コロナ禍を経て、
就職率は以前の水準を回復した様子が見てとれます。
思い起こせば、2020年卒の就職率は調査開始以来最高の98.0%でした。
各業種ともに、コロナ明けで活動が活発化し、
採用も積極的に行われるようになったことが見てとれます。
リクルート就職みらい研究所の調査によると、24年卒の内定率は前年より高い水準で推移している。5月15日時点の比較では72.1%と23年卒(65.4%)を6.7ポイント上回った。2社以上から内定を得た学生は58.6%で、23年卒(56.3%)より2.3ポイント高かった。
さて、就職を目指す学生にとっては良好な状況と言える一方で、
採用する側にとっては厳しい状態、とも言えるかもしれません。
貴校園では、次年度あるいはそれ以降の教職員配置を想定されての
採用活動は順調に進んでおられますでしょうか。
まだ1学期、ではありますが、世間では新卒への内定が次々に出ています。
タイミングの問題だけではありませんが、
それでも就職希望者の選択肢に入れてもらう必要はあります。
貴校園の職場としての魅力をぜひお伝えいただき、
組織体制を着実に固めていかれるよう願っております。
(文責:吉田)