コロナウィルス、インフルエンザウィルス…
感染症は学校運営に大きな影響を及ぼします。
ですので、こういったアプリは役立つかもしれません。
日経新聞より。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
医療相談アプリなどを運営するリーバー(茨城県つくば市)は、4月から学校内での新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)を事前に予測するサービスを始める。学年ごとにクラスターの発生を10~14日前に予測、学級閉鎖や学校行事を延期する際の判断材料に活用できるという。2023年度末に500校、24年度末で2000校への導入を目指す。
上の要約文にある「10~14日前」というのがすごいですよね。
このアプリは、児童・生徒が体温や体調に関するデータを入力すると、
教師など学校管理者が確認することができるものとして、
すでに学校現場の感染症対策に使われていますが、
この4月から学校内集団感染予測機能が追加されるとのこと。
アプリは学校向けに児童・生徒1人あたり月額11円で提供されていますが、
ここに1カ月あたり55円を追加することで、
今回のサービスを利用できるようになるそうです。
詳しいしくみは私には理解できそうもないのですが、記事によりますと、
アプリに入力された欠席者や発熱などの症状がある人、
児童・生徒のきょうだい関係などの匿名加工したデータから
その結果、学年ごとに10~14日前にクラスターの発生を
予測できそうなことが分かった、といいます。
おそらく、学校運営上、少しでも状況が早く察知できれば、
対応できることは格段に多くなるのではないかと思います。
このアプリを活用するかどうかは別として、
早めに状況を把握し、起こりうる事柄を予測しつつ
先手を打つことは経営上とても重要な気がするのですがいかがでしょうか。
(文責:吉田)