5月の最終週に出てきたニュースです。
日経新聞より。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
新型コロナウイルスの影響で休校していた学校が再開し始めたのに合わせ、政府は全国の小中高校と特別支援学校計約3万6千校すべてに対し、1校あたり最低100万円を支給する方針を固めた。感染症対策や家庭学習の支援に活用する目的で、総額700億円超を(5月)27日にも閣議決定する第2次補正予算案に盛り込む。
この2次補正予算は6月12日までの国会成立をめざす、とされています。
今週末ですね。財政出動がもたついている印象は否めません。
財務省に情報を見に行ったのですが、具体的なものが見当たらなかったので、
文科省の情報をリンクしておきます。
中でも上記記事に関連するのは
「児童生徒等や学生の学びの保障」と思われますので、
その内容を転載しておきます。
◆臨時休業に伴う児童生徒等の学びの保障 774 億円
○学習保障等に必要な人的体制の確保 318 億円
臨時休業の長期化や段階的な学校再開を見据え、退職教員や教職課程の学生をはじめとする大学生等、幅広い人材を雇用し緊急的に追加配置し、子供たちを誰一人取り残すことなく最大限に学びを保障する。○学校教育活動再開支援経費 405 億円
学校の感染症対策等を徹底しつつ子供たちの学習保障を行うために必要となる新たな試みを支援するため、各学校が迅速かつ柔軟に対応することができるよう支援する。○幼稚園におけるマスク購入等の感染拡大防止に係る支援 30 億円
幼稚園における感染症対策の強化を図るため、マスク・消毒液等の購入等や感染症対策を徹底するために必要な業務のかかり増しの経費を支援する。○特別支援学校スクールバス感染症対策支援の拡充 16 億円
障害のある幼児児童生徒の安全安心な通学環境を確保するため、特別支援学校のスクールバスにおける、感染リスクの低減を図るための取組を支援する。(中略)
◆大学・高専・専修学校の遠隔授業の加速 73 億円
新型コロナウイルス感染症の長期化により、実施のニーズがある全ての大学・高等専門学校・専修学校において、遠隔授業の設備及び体制の整備を行い、デジタル技術を活用した高度な教育が提供できる環境の整備を推進する。
先月22日には、学校の衛生管理マニュアルも公開されました。
再開から1週間が経過するという学校が多くなっていると思いますが、
これまでの1週間のふりかえりとともに、
もう一度日常活動に関するチェックを行うことも必要かもしれません。
(文責:吉田)