先週末に出たばかりの記事です。
すでに各校園では対応が始まっていることと思いますが、
週明けの本日以降、特に留意が必要かもしれません。
日経新聞より。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染が広がるなか、学校が急所になる恐れが高まっている。欧米は子どもへの積極的な検査で感染者を迅速に把握し抑え込みを図るが、日本は従来対策を踏襲し検査体制では後れを取る。休校時のオンライン学習実施への不安も拭えず、早急な対応が求められる。
これまでの経験値を活かす必要があります。
子どもの感染は新学期に増えることを今一度念頭に置き、
活動の種類を精査した上で対応していくことが必要でしょう。
特に年度末であることを考慮すれば、進級や進学の時期でもあり、
クラスターの発生しやすい部活動については慎重な判断が求められます。
一方で、オミクロン株は重症化例が少ないとの分析結果も出つつあるところで、
学校の機能そのものは継続しつつ、感染を広げないように
留意していくこともまた求められるところかと思います。
個人的な意見の域を出ませんが、今こそ学校の正課に立ち返り、
授業を中心に組み立てることが肝要なのではないかと感じます。
当然、オンラインの体制も継続的に整えつつ、
いくつかのオプションを持ちながら、
学校運営をお続けいただければと願っております。
記事には、欧米諸国が検査の拡充を図っていることが紹介されています。
無症状のケースも多くなると考えられますので、
当然検査についても重要な意味を持つものと思われます。
基本的な予防策を徹底するとともに、
改めて環境整備にご留意いただければ幸いです。
(文責:吉田)