今年の在学生、特に受験生はコロナ禍の影響で苦労が絶えないことと思います。
短い記事ですが、納得せざるを得ない、データを一つご紹介します。
日経新聞より。
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日本政策金融公庫が発表した2020年度「教育費負担の実態調査」で、新型コロナウイルス感染拡大により、子どもの進路などに影響があった世帯は全体の13.7%だった。
この調査は今年9月に実施されたもので、
対象は高校生以上の子がいる64歳以下の男女4700人。
正直な感想としては、影響の大小を問わなければ、
影響があった比率はきっともっと大きくなるだろう、と感じました。
ちなみに、「進路などに影響があった」と答えた保護者に対し、
具体的な内容を複数回答で尋ねたところ、結果は次の通り。
・留学をあきらめた、または留学中だったが退学・休学した…28.7%で最多
・自宅以外からの通学をやめた…24.4%
・学校を変更した…14.6%
ちなみに、その他とする回答が3割近くありますが、
自由回答欄には「就職活動に苦労している」などの声が目立ったそうです。
選択肢を見ていると、「進路への影響」とは捉えにくいものも含まれていて、
ちょっと調査の主旨が分からなくなりそうですが、
いずれにせよ、子どもたちの学びや将来展望への影響は
小さくないものがあることは事実でしょう。
輝かしい未来のために、大人たちは何ができるのか。
コロナ禍だからこそ、真剣に考え、実行したいものです。
(文責:吉田)