(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
4年制の私立大で今春定員割れした大学は31.0%の184校だったことが(10月)6日までに、日本私立学校振興・共済事業団の2020年度調査で分かった。前年度から割合は2.0ポイント、学校数は10校減った。減少は4年連続。
文部科学省が定員超過した私大に補助金を不交付とする基準を厳格化したのが
2016年度のこと。
この施策以降、定員割れした大学の割合・数ともに減少を始めた、
となると、やはりこの施策の影響であると考えるのが自然でしょう。
一方で、定員全体に占める入学者の割合を示す入学定員充足率は
102.6%で、前年度より微減したとのこと。
マーケットがやや縮小傾向だとすると、偏在が多少緩和したとしても
今後に向けては緊張感をもって学校経営に当たらねばなりませんね。
地域にもよりますが、少子化や人口減は進んできています。
その中で、貴校園の定員をどうしていくのか、という点は
大きな検討課題になり得ると思います。
早めの議論、早めの方向性確定をお願いいたします。
(文責:吉田)
www.ysmc.co.jp