寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

パート賃上げ率2.6%

久しぶりに賃金統計をご紹介しましょう。

今回は短時間労働者のものです。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

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小売企業などでパートの待遇改善が続いている。小売りや外食などの労働組合で構成するUAゼンセンの2020年春季労使交渉では、パート1人あたりの平均賃上げ率が2.64%(時給26.1円相当)と7年連続で過去最高を更新した。4月から大企業で同一労働同一賃金の適用が始まり、正規と非正規の待遇差の改善も広がっている。

 

下のグラフが特徴的ですね。正社員の伸びよりも大きくなっています。
 

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パートの賃上げ率が正社員を上回るのは5年連続、と記事にあります。

背景には現場の人手不足があり、学校現場でも非常勤職員のニーズは

高いような印象があります。

業種としては小売でその傾向が特に強く、

厚生労働省によると「商品販売」の有効求人倍率(7月)は

パートを除けば1.33倍だが、含めると1.62倍に上がるそうです。

 

次年度の計画策定が始まっている頃かと思います。

人事計画も中期を見据え、早めの立案をお勧めいたします。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp