大学では遠隔での授業実施がかなり進んだようです。
日経新聞より。
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新型コロナウイルス感染拡大の防止策として広がった大学でのオンライン授業について、実施しているとした教職員が97%に上ることが、eラーニング開発のデジタル・ナレッジ(東京)による調査で分かった。
調査は6月4~8日にインターネットで実施されたもので、
全国の国公私立大の教職員100人が回答されています。
オンライン授業の導入時期については
2020年4月=57.6%、同年5月=36.1%となっています。
5月には9割を超えていたのですね。
そして上のグラフにもある通り、実施形式としては
録画配信とライブ配信がそれぞれ7割超になっています。
両者にそれぞれメリットがありますから、
授業内容や参加者数によってうまく組み合わせることで、
よりよい教育環境の確保につながるものと思われます。
一方で、実習系の授業はというと、
37.1%が対面授業、36.1%がオンライン、実施しないとの回答が32.0%。
これはかなり対応が分かれたようですね。
ちなみに自由記述では興味深い回答が見られます。
記事に紹介されていたものを列記します。
・オンライン化がさらに進む
・対面授業との「ハイブリッド」が一般的になる
・遠隔授業を新たな講義形式として継続する
・学生個々の把握が良くなった
・今回の対応を日本中の大学で共有し、今後のオンライン講義に備えるべきだ
・そのうち通常に戻ると思う
・学生も望んでいるので、早めに対面に戻りたい
さて、皆さんは遠隔授業のことをどう捉えておられますか。
事実はひとつですが、そこから感じることは人それぞれです。
未来のよりよさに向かって、歩みを進めていただけることを願っております。
(文責:吉田)