少し目を引くニュースでした。
日経新聞より。
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萩生田光一文部科学相は8日、都内で講演し、新型コロナウイルス対策で学校側の負担が大きくなっていることにふれ「給与体系なども含めた仕組みを考えないといけない」と述べた。家庭学習の支援や補習などで勤務時間が増えており「とても過酷な環境で、志望者が減っているのも事実。働き方を変えなければならない」と語った。
働き方を変えることはすでに叫ばれ始めてからかなりの時間が経過しました。
貴校園ではどんな取組を企画し、実行されているでしょうか。
それらの取組は、コロナ禍を経てどんな変化があったでしょうか…
そして今回出てきたのが給与体系の見直し。
記事は、文科大臣の考えとして
「課外活動に取り組む教員への手当が必要」
と紹介しています。
年齢給が基本になっている現状、
課外活動という職務や役割に対して手当を出す、となれば、
課外活動もまた学校において特に重視されることを間接的に示すことになります。
そうなると「課外」という名称が適切なのか、ということも感じざるを得ません。
リモートワークも増える中で、職務給への関心が高まっている昨今。
私学としての望ましい給与制度はどんなものなのでしょうか。
弊社でも以前から研究対象であったテーマですが、
時代背景も踏まえつつ、もう一度しっかり考えてみたいと思います。
(文責:吉田)