ゴールデンウィークも後半に入りました。
通常、休日には配信しないこのブログですが、
ご紹介したい記事が溜まっておりますので(笑)、
連休中ですが簡単にご紹介します。
日経新聞より。
(会員限定記事となっております。ご了承ください)
国立がん研究センターは(3月)28日、中卒者は大卒者に比べ、平均寿命前後かそれ以下で亡くなる確率が約1.5倍になるとする推計結果を発表した。学歴によって死亡リスクに関わる喫煙などの生活習慣やがん検診の受診状況が異なる傾向にあり、研究チームはこうした違いを念頭に置いて対策を改善すべきだとしている。
タイトルだけを見ると、え、そんなことがあり得るの?と思ったのですが、
学歴によって生活習慣が異なる点があるというのが原因、
ということが書かれており、なるほどそうなのか、と多少納得しました。
短大や高専、大学などの卒業者をまとめた「大卒者」に比べ、小学校や中学校まで卒業した「中卒者」の死亡率は男性で約1.4倍、女性で約1.5倍だった。人口分布を考慮すると中卒者と大卒者の死亡率の格差は男女とも約1.5倍だった。
ちなみに、フランスでは男性で同2.2倍、フィンランドでは女性で同2.2倍、
といった報告と比べれば、日本国内の格差は小さいようです。
これは国内の衛生水準が高いことや、国民皆保険制度により
医療サービスを受けやすいことなどが背景にあると考えられているそうです。
学歴が健康に差異を与えることは歓迎すべきことではありませんが、
仮にこの情報を前向きに捉えるとすれば、
学びへの意識はやはり大切だ、ということになるのでしょうか。
何をするにも体が資本、元気が一番です。
皆様も健やかにお過ごしくださいね。
(文責:吉田)