去年は物価が上がった印象が強かったですよね。
確かにそうだったみたいです。日経新聞より。
(会員限定記事となっております。ご了承ください)
一般家庭がよく購入する食品やエネルギーなどの必需品の物価上昇が目立つ。総務省によると、2023年は前年比で6.2%上昇と比較できる1981年以降で最大の伸び率となった。2023年の生鮮食品を除く総合の物価上昇率の3.1%を上回り、消費者の負担感が増している。
物価、と一口に言っても、いろんなものがありますし、
通常は物のうちの一部が値上がりしたり、値下がりしたり…
ですので、全体としてはそれほどでもなかったり、
あるいはよく買うものについては安定していたり、
といったふうなものだと感じています。
しかし今回は「よく買う品」が値上がりしているとのこと。
具体的には「年間の購入回数が15回以上となるもの」で、
食パン、国産の豚肉、ニンジン、ガソリンなど40品目強があるそうです。
これらの価格が昨年は6.2%の上昇。
ちなみに2022年は4.5%上昇だったそうで、
つまり2年で1割上がったということですね。
さて、各家庭がよく買うものと、校園がよく買うものは
異なるとは思いますが、貴校園のコストにかかる支出状況はいかがでしょうか。
まずはその変化をしっかり把握することが重要ですので、
昨年、一昨年との比較をしておくようにしましょう。
さらにそれを次年度の予算にも反映させることも必要ですし、
それを踏まえた業績見通しを持つことも大切です。
予算編成、計画策定のこの時期、物価上昇があったとしても
健全な経営が続けられるように配慮したいものですね。
(文責:吉田)