先日もよく似た内容の記事を首都圏版からご紹介したところですが、
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
文部科学省は(3月)31日、不登校が急増していることを受け、児童生徒に配布した学習端末を活用して心身の変調を把握するなどの不登校対策を公表した。授業時間を減らせる「不登校特例校」の設置促進や、自宅で遠隔授業を受けられる体制整備も自治体に求める。
学習端末はいろいろな形で活用可能なわけですが、
心身の変調を把握することにも使えるというのはいいですよね。
子どもに日々の気分や睡眠時間といった情報を端末に入力するよう指示し、
これをデータ化することで異変に気付くことができるとのことで、
異変があれば教員やスクールカウンセラーが相談に乗るという仕組みです。
さて、私学でも不登校のケースは多くなっているように思います。
コロナ禍によって、生活のリズムが変わり、
学習意欲や登校への意欲が減退してしまったというケースは
決して少なくないと思います。
が、学校は集団や組織を体感し、学ぶ場としてとても貴重なものです。
その意義を最大限発揮できるよう、そして何より、
子どもたちに健やかに育ってもらえるように、
予防という意味での環境改善を図っていきたいものです。
今回の記事がそのような検討を行う上でのヒントになればと願っています。
(文責:吉田)