オンラインでの学習もかなり一般的になってきました。
しかし、実際にやってみるといろいろと課題も出てきていますね。
記事で紹介されていた工夫をご紹介しましょう。
日経新聞より。
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まずは学校以外の工夫について。
「先生、答えは2番ですか」。4月中旬、東京都豊島区の小学4年、岸倫太朗くん(9)は手元に参考書を広げ、タブレット画面に話しかけた。小3から通う塾がこの日から双方向型のオンライン授業を始めた。画面には先生と友達の顔がずらりと並び、授業中は先生が児童一人ひとりに回答を促したり、児童が質問したり、教室のようなやり取りもある。
別の家庭では、親が無料のアプリや教材を駆使し、
子どもが飽きないよう試行錯誤。
タブレットでそろばんの暗算やローマ字のタイピングを特訓し、
苦手な漢字をマスターするため宿題プリントはコピーして複数回取り組む、
とのこと。親のほうが大変そうな気もしますが、この記事に登場する母親は
「学校とは違うやり方でリラックスして楽しめている」と満足しておられます。
そしていよいよ学校の取組。
各地の教育委員会では在宅学習の充実に役立てるため、
オンライン教材の作成や配信を始めた、と書かれています。
音読や漢字ドリルなどの学習教材をはじめ、
ヨガなどの特別授業を公開しているほか、
腹話術師のいっこく堂さんが区内の町名などを
クイズ形式で質問する動画もあるそうです。
以前から指摘されていたことではありますが、
動画は子どもたちの食いつきが違う、と言われますね。
学習にもうまく取り入れることができれば、
最初の取っ掛かりをつくるために一役買ってくれるかもしれません。
こうなってもまだ、日本国内ではICTの活用は世界標準に及ばないのが現状です。
いろんな教育技術を組み合わせて、学習効果を高めていきたいですね。
(文責:吉田)