ちょっと面白そうな情報を見つけてしまいました。
文科省HPより。
平成30年度「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査」調査項目等に関する検討会:文部科学省
どこが面白そうなの?!というご意見もあるとは思いますが…
「フルタイム換算」は学校にとって厄介なテーマだと思われませんでしょうか?
学校法人に関わる私たちは、各校の情報を頂戴し、
それをいろいろな形に加工することで将来の学校経営に役立つ材料とし、
ご検討いただくのが仕事のひとつです。
その中で、困ってしまうのが「生産性」や「効率性」を測定しようとするとき。
これらの指標データを求めようとすると、
「教職員1人当たり」
という考え方を採ることが多くなります。
では教員1人、職員1人をどう数えるのか。
学校においては「専任」「常勤」「非常勤」
あるいは「本務」「兼務」で区別された資料は存在しても、
勤務時間数等が明示されていることはそれほど多くありません。
そして、「1時間」が指す時間は「45分」「50分」「60分」と、
同一の学校法人内においても基準が複数存在することもあり、
これまたよくわからない、となってしまうことがあります。
本検討会で採り上げられているのは「大学における…」とありますので
大学の話ではありますが、大学ほどではなくても、
他の学校種においてもそのことを検討する余地は十分あると思います。
フルタイム換算数が明確になれば、学校内の人員配置について
よりはっきりと実態をつかむことができるでしょう。
とすれば、今後に向けた組織設計にもきっと有用であるはずです。
御校のフルタイム換算教職員数は何名でしょうか?
(文責:吉田)