寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

学校に水害対策促す

梅雨から暑い時期へと進んでいくこの時期。

ゲリラ豪雨も毎年何度も発生するようになりました。

水害は特に気を付けねばなりません。

今一度、ご確認ください。日経新聞より。

 

www.nikkei.com

(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)

 

豪雨や台風で生じる学校の浸水被害を減らすため、文部科学省は(5月)30日、水害対策の手引をまとめた。「10年に1度」クラスの発生頻度が高い水害に着目し、被災しても早期に学校を再開できる備えを掲げる。止水板設置や電源設備のかさ上げなど費用対効果が比較的高いハード面の対策を促した。

 

記事に紹介されているのは公立校の情報ではありますが、

2020年10月時点の文科省の調査では、

洪水などの浸水想定区域に立地する公立小中高校や幼稚園は約7千校で、

全体の2割を占めるとのこと。

一方で、学校施設内への浸水防止対策が済んでいるのは

このうち15%にとどまっているそうです。貴校園はいかがでしょうか。

今回公表された手引をぜひ一度ご確認いただければと思います。

以下、リンクを貼っておきます。

「水害リスクを踏まえた学校施設の水害対策の推進のための手引」の公表について:文部科学省

 

具体的には学校教育の早期再開に欠かせない電気設備を守り、教室や職員室を使える状態に保つことを優先する。電気設備のかさ上げや屋上への移設のほか、職員室や給食室、電気室への止水板の設置を挙げた。

 

水害にもいろいろなものがあると思いますが、

おそらく貴校園周辺の環境から、発生が懸念される被害は

事前に想定することが可能だろうと思います。

少しでもそのリスクを下げ、

また万一の際にもその被害が甚大にならないよう、

事前に手を打つことはできるはずです。

今一度、ご確認いただければ幸いです。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp