私が普段から意識していることは、弊社のミッションでもある
「未来へつなぐ、夢がある」
ということです。
私たちが学校経営に積極的にかかわる理由はただ一つ。
それは、誰しもが持つ母校を失わせてはならないという想いです。
2018年問題は、大学が直面する問題として取り上げられていますが、
それより先に生徒、児童を送り出す幼稚園、小学校、中学校や高校の皆さまにとっては
「何を今さら…」
といったところではないでしょうか。
記事にもありますように、
2009年以降120万人前後で推移していた18歳人口は、
2018年以降から再び減少し始め、2024年では約106万人まで減少し、
2032年には18歳人口が98万2,000人まで減少すると予測されています。
2017年度の志願動向調査によると、
定員割れした私立大学は229校にのぼり、
私立大学の約40%で生徒集めに苦労している状況です。
高等学校進学者は2015年に約115万人で、私立高校進学者は約35万人です。
幼稚園入学者はこども園を含めても約68万人で、1975年の約131万人の半分です。
(※いずれも文部科学省公表の文部科学統計要覧(平成28年版)より)
また、新学習指導要領により、小学校では英語教育とプログラミング教育が必修となりましたし、新大学入試も2020年からの実施です。
本当にいろいろなことが重なっていますよね。
そんな変化の大きな時期だからこそ、
さまざまなことにチャレンジできる時期ではないでしょうか。
「強い者、頭の良い者が生き残るのではない。変化するものが生き残るのだ」
小泉元首相も所信表明演説で引用した有名な一節ですね。
諸説ありますが、生き残った「種」は結果的に変化していたわけです。
私も、変化を恐れず、チャレンジする一年にしたいです。
(文責:長森)