寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

私大法人「経営困難」18%

昨日の記事とともに出ていた内容です。

続けてお読みいただければ幸いです。日経新聞より。

 

www.nikkei.com

(会員限定記事となっております。ご了承ください)

 

多くの私学では収入に占める授業料や入学金の割合も大きく、

少子化による入学者の減少は学校経営を直撃することは

関係各位には今さら申し上げるまでもないでしょう。

 

例年同様、今年度も私学事業団さんが学校法人の決算を分析されていて、

いわゆる「レッドゾーン」(4年以内に資金ショートする恐れがあり、

自力での再生が極めて困難)や「イエローゾーン」(10年以上先に

資金ショートする可能性があるなどの場合)に該当する法人数を

まとめていらっしゃいます。

 

その結果、最新の2022年度決算では、全567法人のうち

「レッドゾーン」は16法人、「イエローゾーン」は85法人となり、

あわせて101法人(18%)が厳しい状況にあることが分かっています。

ちなみに、2021年度調査では計74法人(13%)でしたので、

ここ数年で厳しさが増していることが分かります。

 

 

同時に、私大の定員割れも年々悪化していて、

2024年度の入学者が定員割れした四年制の私大は354校、

実に59%に上っています。

これは1989年度の調査開始以来で過去最高となっています。

 

経営状態の悪化を受けて、学生募集を停止する大学も相次いでいる。24年はルーテル学院大(東京)や高岡法科大(富山)などが25年度以降の学生募集停止を発表した。

 

実家の近所にある高岡法科大学も募集停止…残念です。

 

私学に求められることは「永続」です。

健全経営を続けられるように、早めの軌道修正、早めの計画策定を

改めてお願いいたします。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp