貴校園の通学路、チェックは済ませておられますでしょうか。
日経新聞より。
（会員限定記事となっております。ご了承ください）
政府は（4月）5日、交通安全に関する関係閣僚会議を開き、緊急点検で判明した全国の小学校の危険な通学路7万2568カ所のうち、2023年12月末までに91.2%に当たる6万6203カ所で安全対策を完了したと公表した。岸田文雄首相は「引き続き、交通安全の確保に万全を期す必要がある」と述べた。
2021年6月、千葉県八街市で大型トラックが下校中の小学生の列に突っ込み、
5人が死傷した事故はまだ記憶に新しいところです。
この事故を受け政府は関係閣僚会議を設置、危険な場所の緊急点検を進め、
通学路の安全確保などの緊急対策を取りまとめていました。
安全対策としては歩道や防護柵などの整備が中心で、
用地買収などに時間がかかっているケースもあるため、
注意を促す看板の設置などの暫定策も認めているそうです。
それら暫定策を含めた場合、対策が完了したのは97.9%（71,026カ所）。
2023年9月末時点の集計では、安全対策完了が88.1%、
暫定策を含め94.8%だったとのことですので、
そこからの3カ月でもかなり対策は進んだようですね。
ちなみに、この対策の期限は2024年3月末。
完了できていることを願っています。
さて冒頭にも書きましたが、貴校園の通学路は
定期的に点検をされていらっしゃいますでしょうか。
近年は気候変動の影響もあるのか、
自然災害も気づかぬうちに起こっていることがあります。
通学路及びその周辺の安全が確保できているかどうか、
この機会にぜひともご確認いただければと思います。
（文責：吉田）
