私学の皆さんも積極的に活用されているでしょうか。
生成AIによって効率化が実現してきています。
日経新聞より。
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この調査は、国内の主要企業約110社に対して今年7月に実施されたもので、
生成AIの利用に関する調査となっています。
94社から回答が得られ、うちAIを使う予定のない企業は1社のみだったそうです。
主要企業の7割が生成AI(人工知能)を使って労働時間の削減を計画していることが分かった。日本経済新聞の調査で明らかになった。最大で4割超の時短を見込む企業もある。NECは資料を作る時間が半分になり、AGCもソフトウエア作成の時間が6分の1になった。人手不足が深刻化するなか、AIの活用が企業の競争力を左右し始めた。
今回の記事をざっと概観するという意味では、
下のグラフはとても役立つと感じます。
生成AIのメリットとデメリットが端的に示されていますね。
記事には労働時間削減に向けた事例がいくつか紹介されています。
例えばNEC。
5月から生成AIの利用を始め、グループ会社を含む国内全社員の4分の1にあたる約2万人が活用する。社内向け資料の作成では平均的な作業時間がこれまでの半分の15分ほどになった。1時間以上かかっていたオンライン会議の議事録をつくる作業も10分程度に短縮できた。
こういったことであれば、学校現場でも活用できそうですね。
資料作成は学校でも時間投下の多い業務のひとつのはずです。
一方、AIの導入には懸念もあります。
懸念で最多だったのが「機密情報の漏洩」(複数回答)で73%、他社の「著作権や商標等の侵害」が66%だった。AIの情報の不確かさを懸念する企業の82%が「人間が精査・確認する」(同)を挙げ、「研修の徹底」が43%で続いた。利用時の社内規定を設けた企業は57%あり、26%が作成中だ。
世間では急速に生成AIの活用例が増えてきています。
貴校園では何か取り組みは始めておられますでしょうか。
使わず嫌いにならないよう、いろいろと触ってみてはいかがでしょう?
(文責:吉田)