寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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「AIスキル」10歳から

三つ子の魂百まで、10歳のAIスキルが身を助ける、

ということになるのでしょうか。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)

 

人工知能(AI)開発のトッププログラマーを目指すには、いつからスキルを身につければいいのか。AI人材予備軍が腕を磨く競技プログラミング(競プロ)のデータを調べると、世界的な競争は小中学生の頃から始まっていた。中国勢は10代前半から主要コンテストで上位に食い込む。企業も採用に役立てようと競プロのスコアに注目する。

 

プログラミングに限らず、新たな教育テーマが出現すると

「早めに始めましょう」という話は出てくるものだと思ってはいますが、

例にもれず、といったところでしょうか。

下のグラフを見ると、何となくそれも必要なのかな、

と思わされてしまいます。

 


競技プログラミング、というものをあまりよく知らない私ですが、

この記事には出題された問題が引用されており、

何となく雰囲気をつかむことができました。ご紹介しますと、

「A円硬貨、B円硬貨、C円硬貨をそれぞれ0枚以上使ってちょうどN円を支払うとき、使う硬貨の枚数として考えられる最小値を求めてください。ただし、それぞれの硬貨は無数にあるものとします」(AtCoderで公開されている「競プロ典型90問」より引用)

というもの。

与えられた課題に対して、いかに早く正確なプログラムを書けるか、

をスコア化して得点を競うのが競技プログラミングだそうです。

 

ただ、この記事にも言及がある通り、日本は何も見劣りする状況ではなく、

結果はそれなりに出せているのが現状です。

本当に10歳から取り組むことが是なのかどうか、

疑問を感じないわけではありません。

 

いずれにしても、今後に向け、AI人材の重要性が高まることは間違いないでしょう。

その技術とともに、感性や想像力など、人間性全体が高まっていくことを

期待するのは私が欲張りだからなのでしょうか。

決してそうではない、と思いつつ、本日のブログを閉じさせていただきます。

 

(文責:吉田)

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