先月あたりから同様の記事がたくさん出てきています。
今後の人口動態に留意が必要です。
日経新聞より。
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で少子化が一気に進んだ。厚生労働省の統計などを基にした推計によると、2021年の出生数が過去最少を更新し、通年で戦後初めて80万人を割り込む可能性が出てきた。
上のグラフが分かりやすく状況を示しています。
厚労省が5月25日に発表した人口動態統計によりますと、
今年1~3月期の出生数は192,977人と前年同期比9.2%減。
2020年度は前年度比4.7%減(853,214人)。
コロナ禍で出産控えや婚姻先送りが相次いだようです。
ちなみに都道府県別にみますと、この1~3月について、
東京都が前年同期比14.1%減、埼玉県が11.9%減、
兵庫県が10.5%減、大阪府や京都府も9%超の減となっています。
そして4月以降も出生数は減少が続いていると推測されていて、
2021年は年80万人を下回る可能性が出てきています。
80万人割れは1899年以降で初めてとのこと。
国立社会保障・人口問題研究所が2017年に示した推計では、
2021年の出生数は869,000人と見込まれていますので、
今後の人口見通しにも大きな影響を与えそうです。
アフターコロナで出生数が跳ね上がることも想定しにくい中、
貴校園の今後の規模見通しはどうなりますでしょうか。
早めの想定と計画化がますます重要になりそうです。
(文責:吉田)