http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/kekka/kihon1/pdf/youyaku.pdf
それによると、平成27年10月1日時点での日本の人口は
1億2709万5千人で、大正9年の調査開始以来、初めての
人口減少となったそうです。
ちなみに、前回調査より人口が増加したのは次の8都県だけです。
つまり、残りの39道府県は全て人口が減少しています。
私が生まれ育った大阪府も減少していることに驚きました。
人口が増加した都県を見れば、東京圏への一極集中が
加速していることがわかります。
ただし、そんな東京の合計特殊出生率は全国ワースト。
少子化の負のスパイラルにはまっているとしか思えない状況です。
また、地方においては主要都市に人口が吸い取られる
ストロー現象なるものが起こっているようです。
次に、市町村単位での人口を見てみると、
全国1,719市町村のうち,1,419市町村(82.5%)で
人口が減少しているとのことです。
ここから加速度的に人口が減少し、
このまま地方は衰退してしまうのでしょうか・・・。
また、75歳以上の人口が14歳以下の人口を上回っており
少子高齢化に歯止めがかかっていない状況であることがわかります。
このままいけば日本はどうなってしまうのかと、
本当に心配になります。
10年後、20年後のことなんてなかなか想像もできませんが、
このような調査の結果が示しているとおり、
このまま少子高齢化が進行してしまえば、
子どもの数はさらに激減することだけは間違いないでしょう。
その時、学校はどうなっているのでしょうか。
生徒の募集数の減少による学校規模の縮小だけでなく、
教職員を確保することも困難になることが予想されます。
そのような状況においては、これまでどおりの経営では
成り立たないことは明らかです。
今後起こるであろうあらゆることを想定し、
それらに対する解決策を考えて動き出さなければ
取返しがつかない時期にすでにきているような気がします。
超少子高齢化社会という、誰も経験したことのない時代に
突入しています。
過去の経験は一旦隅の方に置いておいて、
新しい発想で打開策を見つける必要がありそうです。
(文責:木村)