今日は文科省HPからの情報です。
今後の学校における食育の在り方に関する有識者会議中間まとめについて
食育に関してどの程度議論が進んだのかな…と、少し期待してこの資料を覗いてみたのですが、この中間まとめの段階ではまだ総論にとどまっているような印象を持ちました。
ただ、その中で私が新たに知ったのは以下の2点。
1つは、従来から存在していた、と書かれているのですが、「食育の6つの視点」です。
これは
1.食事の重要性
2.心身の健康
3.食品を選択する能力
4.感謝の心
5.社会性
6.食文化
の6つを指すそうですが、普段の自らの食事をふりかえると、2や4は意識していてもそれ以外についてはあまり考えていなかったな、と。
食育、と言うからには、やはりしかるべき場での経験と学びが重要なのかもしれませんね。
特に現代は食事も選び放題の時代ですから、3や5,6といったことも学習の対象になってくるのでしょう。
もうひとつ、将来に向けて「スーパー食育スクール」なるものを構想しているとのこと。
食とスポーツ、食と学力…頭の中ではきっと相関関係があると思ってはいるのですが、これらのことが学術的に証明されれば食育を進める第一歩になるかもしれませんね。
ただこれを小中高といった段階、特に高校の段階で実施しようとするならば、現存の体制では難しいのも事実です。
実施できる環境づくりもまたひとつの大きな課題と言えるでしょう。
個人的には、食が人生に与える影響は非常に大きいと感じています。
学校現場にもより良い食がもたらされることを願っています。
(文責:吉田)