今日は人口に関するニュースをお届けします。
まずは毎日新聞。
そして朝日新聞(全文読むには会員登録が必要です。ご容赦下さい)。
さらに日経新聞。
学校において関連が深いのは、マーケットにあたる年少人口(0~14歳)はもちろんのことですが、学費を主に負担する層である生産年齢人口(15歳~64歳)。
この生産年齢人口について、今回の調査では8000万人を割り込んだとの報道がなされています。
ちなみに、出生者数は約103万人と過去最低に。
年少人口は約1660万人。
1世帯の平均人数は2.32人と、これも過去最低とのことです。
また、地域的にみると、人口が増えたのは8都県で、人口と増加率の両方で最も増えたのが東京都になっています。
一方で、他の都市圏である名古屋圏と関西圏は減少。地域ごとの様子はかなり異なっているように思われます。
児童や生徒の総数は減少し、それを経済的に支える親の世代の総数も減少する。これが現在、そして今後も長く続くであろうこの国の姿です。
少ないパイの奪い合いに全力を尽くすのか。
それとも独自化を進めて他と比較されない存在になるのか。
私学は大きな方向性が問われる時期に差し掛かっています。
将来設計、大切にしたいですね。
ちなみにおおもとの調査結果はこちらです。
住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成25年3月31日現在)
ご興味のある方はぜひご覧ください。
(文責:吉田)