幸せの定義とは…?
大人でも答えに窮しそうな問いですが、
定義がどうあれ、子どもたちには幸せを感じながら
毎日を過ごしてほしいですね。
日経新聞に、こんな記事が掲載されていました。
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東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が2017年、
小学4年から高校3年の1万170人に調査した結果とのこと。
データが少々古いような気もしますが、いったん横に置いておきましょう。
「今幸せだ」と答えた割合が最も高いのは小学5年で91%。高校受験を控える子が多いせいか最も低いのは中学3年(84%)で、高校に入ると上昇に転じ、高校3年は88%だった。
中学生の幸福感が相対的に小さいことが気になりますが、
それでも8割以上が幸せを感じているという結果に安堵します。
ところが一方で、「将来はどうか」との問いには
軒並み数値が下がっているのはどうしたことでしょう。
将来の夢や目標を描けない子どもたちが多いとすれば、
それは現時点での幸せ感よりもずっと大切な課題が隠れているようにも思います。
学びが自己実現につながり、それが幸せをもたらすことを、
私たち大人が自らの生き方で示していくことが必要です。
まずは、大人たちが疲れ切った顔で
毎日を過ごすことをやめねばなりませんよね。
(文責:吉田)