ブログのアップが遅れてしまいました。
朝からちょっとバタバタと…仕事に追われてはいけませんね。
そんな本日の話題はYOMIURI ONLINEから。
小規模特認校 明と暗…水戸 : 教育 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
公立校が「私立並み」の条件で募集を行うケースが増えてきています。
今回ご紹介するのは茨城県の事例。
水戸市では市内全域から通学できる「小規模特認校」制度が導入されており、この制度の対象となっている水戸市立国田小中学校がこのたび2年目を迎え、校区外から多くの児童が入学した、という話題が掲載されています。校区外の児童が増えた要因として、記事は次の点を指摘しています。
・学校のホームページを週に2、3回は更新。学校の取り組みを写真付きで紹介。
・学校説明会を年2回開催。
・授業見学も随時開催。見学者は年間50人超。
・小3から音楽と図工で、小5からは全教科で、中学校の教科担当者による授業が受けられる。
一方、同じ小規模特認校の日立市立中里小学校(日立市東河内町)は今年度の新入生がゼロ。
こちらもJR日立駅から無料のスクールバスを運行するなど、通学の負担軽減を図り、小1から英語が学べるなどの特色もあり、初年度こそ編入生が多かったものの、3年目にあたる今年度は、なんと校区内の児童も別の学校を選んだ結果、新入生がゼロになってしまったとのこと。
公立校の事例ですので、私立高にこの事象が当てはまるかどうかは分かりません。
ただ、公立校同士でも競争が始まっている昨今、私立においてはなおのこと大変な状況が想定されます。
そして、特色化を実践したとしてもそれが功を奏するかどうかというのは別問題であって、やはりそこには「ニーズを汲む」という考え方が必要であり、かつ一度の成功にとらわれ過ぎない柔軟さも必要なのではないかと、今回の記事を読んで考えさせられました。
ますます厳しくなる学校経営ですが、焦らずたゆまず、乗り切っていきたいですね。