1月最後のブログ記事は、年始のひと月にふさわしいともいえる、
若者へのメッセージを採り上げます。
日経新聞より。
(会員限定記事となっております。ご了承ください)
2010~24年ごろに生まれた「α(アルファ)世代」は人工知能(AI)とともに育ち、社会の分断や格差、気候変動など私たちとともに社会課題に向き合う。日本の有力企業は経営判断においてα世代を強く意識する。社長たちは未来を託す若者に何を伝えたいのか。
この記事は、日本経済新聞が2025年11~12月、
国内の主要企業の経営者を対象に実施したアンケート調査に基づくもので、
アンケートでは85人から回答が得られています。
まずは、α世代に向けたメッセージにはこのようなものがあったそうです。
「困難に直面した際に、誰からの指示がなくても主体的に動き、
困っている人にも積極的に手を差し伸べる大人になってほしい」
(西武ホールディングス・西山隆一郎社長)
「『異端』であることを恐れるな! 『異端』こそが将来のリーダーとなる」
(名古屋鉄道・高崎裕樹社長)
「9勝1敗より10勝90敗たれ。
たくさんの失敗から学ぶことが、より豊かで大きな成長につながる」
(サントリーホールディングス・鳥井信宏社長)
記事には、テキストマイニングで作成された「ワードクラウド」も
掲載されていました(下図)。
「協働」「社会」という言葉と、
「一人ひとり」「多様」という、ごく表面的には相反しそうな言葉が
それぞれ大きく表示されているのが時代を映しているような気もしますが、
皆様はどうお感じになるでしょうか。

ちなみにこのアンケートでは、
学校教育で最も重視すべきだと思う項目も尋ねられていて、
最も多かった回答は「自分で考える思考力」(84%)、
続いて「他者と協働するコミュニケーション力」(71%)、
「新しい価値を生み出す創造力」(55%)となっています。
方向性としてはすでに学校現場でも認識されているものが
並んでいるようにも思いますが、さて実態はどうでしょうか。

日本経済新聞が2025年11~12月、
α世代1100人に対して実施したアンケート調査では、
未来に対して「明るい」との回答が「暗い」との回答と拮抗した一方、
経営者の96%は「明るい」と回答しています。

未来の社会を明るくできるかは、
若い世代にそれを残す責務を負う大人世代にかかっている、
とも思うのですが、
さて私たちはそのような責任を果たせるでしょうか。
学校もその重要な一部を担っていると思います。
ぜひ豊かな未来を残せるよう、頑張ってまいりましょう。
(文責:吉田)