日経新聞で連載された「推ししか勝たん」というテーマ記事。
働き方改革はこの観点からも重要だという指摘です。
日経新聞より。
(会員限定記事となっております。ご了承ください)
記事には何人かの人物が登場します。
1人は仙台在住と思われる22歳の女性。
午後8時のアニメイト池袋本店でグッズを選んでいたこの女性は、
月2回ほど仙台から東京に来るといいます。
「多少の節約はいるけど、このおかげで仕事が頑張れる」
そして岡山市に住む社会人1年目の女性。推し活のお金は月に3万円。
月1回、アイドルグループのライブや舞台に行っているそうです。
「学生の頃は同じ地域のイベントしか参加できなかったけど、
今は全国に遠征できる」
他にも登場する社会人2~3年生は、
「好きなゲームに半年で20万円」「グッズに月10万円」
といった具合でお金を使うそうです。かなり裕福な印象ですね。
これを実現できているのは初任給の高さ、若手の処遇アップ。
そしてそのことに加え、自由に使える時間ができていること、
のようです。
推し活には時間もかかる。博報堂の「オシノミクスレポート」によると、推しがいる人は可処分時間の39%を使い、可処分所得の37%を投じる。推し活という言葉の浸透とともに、インパ、痛バッグ、強火担、尊死など関連した言葉も次々生まれた。
(中略)
「土日に推し活できる?」。普段、取材をしている中央官庁の若手官僚に聞いてみると、「国会対応の待機が多く自分の時間が取れない」。「疲弊した体で推し活は難しい」とこぼす人もいた。
本日のブログのタイトル「推せぬ職場は選ばれない」はまさに、
現代を生きる若手社会人の共通言語になっているのかもしれません。
記事には「ブラック霞が関」の例が登場しますが、
学校や幼稚園もまた、同じような状況が未だ存在している可能性があります。
私学関係者の皆様は、余暇を自分らしく過ごせているでしょうか。
仮に「推し活」という言葉に馴染みがなくとも、
休息のため、学びのため、家族のため、社会のために
仕事を離れて用いる時間の確保はとても重要な気がします。
給与水準はともかくとして、
明日への活力となる推し活が実現できるような職場である必要は
増しているのかもしれませんね。
(文責:吉田)