最近はこういうショッキングなニュースも
数多く目にするようになった気がします。
未来に夢を描ける社会の重要性を感じずにはいられません。
日経新聞より。
（会員限定記事となっております。ご了承ください）
就職情報サイトのマイナビ（東京・千代田）が（5月）20日に発表した20代の正社員を対象にした意識調査によると、4人に1人が子どもを持つことに消極的だった。「お金が足りない」「増税・物価高の中、自分のことで精いっぱいで育てる責任が持てない」などの理由が目立った。若年層の経済不安が少子化問題に影を落としている。
この調査は2023年11月17～20日にインターネットで実施されたもので、
20代の正社員の男女が回答、有効回答数は585件でした。
20代正社員に子どもがほしいか聞いたところ、
「漠然といつかほしいと思っている」が37.0%、
「どちらかというとほしくないと考えている」が15.1%、
「どんなことがあってもほしくないと考えている」が10.4%。
4分の1以上が子どもを持つことに消極的、という結果になりました。
ちなみに、子どもをほしくないと考えているのは
「20代後半男性」が最も高く（29.7%）、次いで「20代後半女性」（27.4%）。
こういう調査が仮に以前からあったとすれば、
以前の結果と比較しないと何とも言えないような気はします。
ただ、20代の、しかも正社員に聞いた結果としては、
未来の家庭像がより豊かであればと願いたい、
というのが私の偽らざる気持ちではあります。
なお、この調査では理想の年収についても尋ねており、
平均は5,897,000円だったそうです。
実際の年収は3,649,000円。
理想の年収が実現できる、という瞬間は人生の中でも稀なことだとは
思いますが、理想と現実の差が200万超、というのは大きい気もします。
学校を卒業し、社会に出てまもない20代の若者は、
もちろんまだまだ成長の余地が大きく、
仕事の技術としては未熟なところも多いかもしれません。
が、だからこそ夢を大きく描いていただきたい、とも思います。
その意味でも、在学中に描く夢の大きさは大切な気がします。
貴校園での学びの中で、子どもたちが大きな夢を描き、
未来の社会に幸せを感じられるように導いていただければと願っております。
そしてきっと、そういう学校が増えれば、学校で働きたい、
という若者もきっと増えるのではないか、と思うのですが。
（文責：吉田）
