本日は文科省で検討が進んでいる「施設複合化」に関する話題です。
文科省HPより。
以前も同じ話題をお届けしたことがあると思いますが、今回、最新の議事録と配布資料が掲載されましたので改めてご紹介した次第です。
学校施設と他の公共施設等との複合化検討部会(第3回) 議事要旨:文部科学省
学校施設と他の公共施設等との複合化検討部会(第3回) 配付資料:文部科学省
やや脱線しますが、この情報は文科省が発行するメールマガジンに「平成27年4月23日新着情報」として掲載されていたのですが、2月中旬の会議の議事録が今頃の最新情報になるというのは…いつものことながら若干呆れております。
それはさておいて、少子化と施設老朽化が同時進行している昨今、公立校では「一体化」「複合化」が大きなテーマになっているように感じます。
各地で展開される小中一貫校の設置は小学校と中学校の一体化ですし、今回ご紹介している公共施設との複合化も、限られた財政の中でいかに教育環境を維持していくかを考えた末のアイディアであると言えるでしょう。
そしてその状況は実は私学でも同じではないでしょうか。
公立校よりも財源が限られる中で、各施設の老朽化はその対策が待ったなしの状況であるケースも決して少なくありません。
今こそ、地域との連携、あるいは他施設との連携を模索し実現する時期なのかもしれませんね。
今回アップされた資料には事例も掲載されていて、参考になる点もたくさんあるように感じました。
将来に向けた計画策定において、意識しておきたい要素のひとつに数えておこうと思います。