教育のかたちが大きく変わろうとしているこの時期。
文科省でも数多くの審議会等が開催され、
その内容が少しずつ煮詰められているようです。
本日は現在進行中の審議事項についてまとめてみましょう。
まずは中央教育審議会 大学分科会 将来構想部会での審議は
「主体的な学びを確立するための実践的な教育改革の方向性について」。
最新の資料アップは以下の通りです。
制度・教育改革ワーキンググループ(第19回) 配付資料:文部科学省
こちらでは「制度・教育改革ワーキンググループ審議まとめ(案)」がアップされ、
いよいよ審議も終盤か、と思わされます。
そして、こんな検討会議も行われています。
「デジタル教科書」の効果的な活用の在り方等に関するガイドライン検討会議(第2回) 配付資料:文部科学省
この検討会議においても、すでに資料として
「デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関するガイドライン(骨子)(案)」
が提示されています。
今後に向けてデジタル教科書の導入が本格化するのかもしれませんね。
さらにこんなワーキンググループも設置されています。
教育課程部会 児童生徒の学習評価に関するワーキンググループ:文部科学省
毎月1度のペースで会議はなされているようですが、
資料のアップが遅れているようです(最新資料が5月審議分!)。
いつも文科省の資料アップの遅さには呆れているところですので
今さら驚きませんが。
最後に、教育課程部会です。
9月に開催された上記部会の議題はこんなふうになっています。
文部科学省の組織再編について
Society 5.0 に向けた人材育成について
2019年度概算要求について
小学校段階のプログラミング教育について
高等学校学習指導要領の移行措置等について
学習指導要領等の周知に関する取組について
その他
まさに現在のトピック、という感じですね。
文科省界隈の審議内容をざっと見てみるだけでも、
教育界をめぐる環境についてある程度知ることができます。
ぜひとも経営のご参考になさってください。
(文責:吉田)