IB、国際バカロレア。
かなり広がってきているようですよ。
日経新聞より。
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国際バカロレア機構(スイス)の認定校が国内で徐々に増えている。国際性や探究心などを重視した同機構の教育プログラムを実践する学校で、文部科学省によると2019年7月時点で延べ102校。13年4月時点の37校の3倍近くに増えた。
グラフの長さを見ると、直近の1年半でかなり数が増えたようですね。
特にPYP(プライマリー・イヤーズ・プログラム)の増加が顕著な気がします。
以前訪問した私学でも、IB導入に向けた準備をされていましたが、
結構お金がかかるんですよ、とおっしゃっていたのが印象的でした。
人材配置はもちろんのこと、認定料(加盟料)のようなものが
わりあい高額だとそのときはお話しいただいたのですが、
現在もそうなのでしょうか(情報がなくてすみません)。
少し驚いたのは、文科省もIBを推奨しているということ。
こんなHPがあるのをご存知でしょうか。
文科省HPには、
「文部科学省では、グローバル人材育成の観点から、
我が国における国際バカロレア(IB)の普及・拡大を推進しています」
と書かれています。
特定の教育プログラムについて国の役所が推進するというのは
少し不思議な気もしますが、そういうものなのでしょうか。
各私学では特色化の中でこのIBが検討対象に上るケースもあるかと思います。
建学の精神に照らし、また貴校園の強みも踏まえつつ、
ご検討いただければと願っております。
(文責:吉田)