寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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「キャンパス制」導入、地域説明会…山形・西村山

県立高校再編

 山形県教委が「キャンパス制」の導入を目指している西村山地区の県立高校再編整備計画について、初の地域説明会が19日、寒河江市内で行われ、約100人の住民が参加した。

 計画では、寒河江高と谷地高、寒河江工業高と左沢高(総合学科に改編)の二つの組み合わせでキャンパス制を導入し、合同部活動や出張授業による選択科目の充実を図る。

 参加者からは、「学校数が維持されることは評価したい」との感想や、「2013年度に募集停止となる寒河江高農業科の特色を、左沢高に引き継いでほしい」などの要望が上がった。

(2011年1月20日 読売新聞)

ニュース自体は公立高校のものですが、私学にとってもヒントが隠されているニュースだと捉えています。すなわち、私学同士、あるいは公私問わず学校同士がライバル視し合うのではなく、お互いの良さを最大限生かす方向に考える余地はないか、と。近隣校との関係性を「敵対」ではなく「協力」と捉えることによって、お互いの強みが増幅したり、あるいは弱みが打ち消されたりすること、決して稀なケースではないと思うのですがいかがでしょうか。(JTC/吉田俊也)