寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

QSC!

突然ですが、「QSC」という言葉をご存知でしょうか。

 

私は長年、外食業界で働いていたのですが、

「QSC」とは外食業界で誰もが知っている言葉です(おそらく)。

飲食店の経営にとっては最も重要な要素なのですが、

何のことかと言いますと

  • QUALITY(クオリティ=商品の品質)
  • SERVICE(サービス=接客対応、商品提供のはやさ)
  • CLEANLINESS(クレンリネス=衛生状態、従業員の身だしなみ)

のそれぞれの頭文字をとって「QSC」と呼ばれています。

お客様に満足していただき、また来店していただくためには、

お店のQSCを常に高い状態で維持することが必要です。

QSCのどれか一つが欠けていてもいけません。

 

みなさんは外食した際にガッカリした経験はないでしょうか。

  • 商品はおいしいのに、店員の愛想が悪い
  • 店員の愛想はいいのに、お店が汚い
  • お店は綺麗なのに、商品がマズイ
  • 商品はマズイし、店員は愛想悪いし、お店は汚い  などなど

このような経験をしたお店に「また行こう」とは思わないでしょう。

また、こんな経験をすれば、家族や友人にも伝えるでしょうし、

よっぽど酷い場合にはSNS等で拡散することもあるかもしれません。

評判ほどおそろしいものはありません。

 

と、ここまで外食業界の「QSC」について書いてきましたが、

学校にも当てはまることがあるのではないかと思います。

 

例えば・・・

 

Q:教育の質

S:教職員の接遇、保護者対応

C:校内の清掃状況、生徒・教職員の身だしなみ などなど

 

当然、学校としては高いレベルを維持しておかなければ

いけないことばかりだと思います。

 

ネット上には「学校の口コミサイト」なるものも多くあります。

信憑性がどれほどのものかはわかりませんが、

多くの受験生やその保護者は志望校選びの参考とするでしょう。

残念な口コミで評判を落としたくはありませんね。

 

「この学校に行きたい」と思ってもらえるような

良い口コミが数多くあるほうが当然望ましいことです。

 

少子化により生徒獲得が厳しくなることが確実に見込まれる中、

学校にとっても「QSC」は重要な要素だと思います。

 

(文責:木村)