寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

朝食を取ることの大切さ

今回は、朝食に関する記事を取り上げます。



■中学生の朝練、授業に悪影響?長野県が廃止方針案

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201310210583.html


睡眠不足になり朝食を取りづらくなって、

授業にも悪影響を与える、という理由だそうです。

長野県の中学校の95%以上が運動部の朝練を行っているということなので、

まだ決定ではないようですが、今後どうなるのか気になるところです。



最近は朝食を取らない人が増えているそうです。

私は子供の頃からパン食ですが朝食を取るのが習慣なので、

今でも寝坊して朝食を抜いてしまうと、

午前中は頭が回らず何となくボーッとしているというか、

力が入っていないというか、

体の真ん中が空洞になっているような、妙な感覚になります。


数年前、当社で早朝研修を行っていた時、

朝食の時間を削らないと開始時間に間に合わないため、

私は朝食抜きで参加していました。

そうすると…今だから言えますが、

睡魔も重なって研修の内容はほとんど頭に入りませんでした。


仕事をしていても、朝食を取った時と比べると、

集中できていない感覚になります。

中学生は成長期ですから、

身体にとっても脳にとっても朝食を取るのは大事だと思います。



そういう面から見ると、今回の案は良い案のように見えます。

しかし違った面から見ると…?


長野県というと、冬になると雪が多いイメージがあります。

春・夏の暖かい時期が短いので、

北海道や東北や北陸と同様、

運動部が外で練習できる期間も短いのではないでしょうか。

それを補うために朝練を行ってきたのかな、と記事を読んで思いました。


記事の最後には、

「完全休養日を週2日以上」

「勝利至上主義に偏らず、生徒のニーズを生かす」

とも書かれています。

ということは、練習量が相当減るのでしょうか。

もし生徒から「朝練をしたい」というニーズがあったら、

どうするのでしょう…。


何でもそうですが、一方で物事を考えず、

両方で話し合い意見を出し合って、良い案を出せばいいのに、と思います。

ぜひ生徒達の意見を聞いてあげてほしいです。



ちなみに、私が高校生の頃マネージャーをしていたサッカー部で、

朝練をしていたかどうかを思い出してみましたが…思い出せませんでした。

なぜかというと、マネージャーは参加しないからです。

多分そうだったと思います。

部員だけで朝練をしていたかもしれません。


いや、私の記憶力がますます低下しただけかもしれません。


いやいや、それよりも合宿や公式試合などのほうが、

強烈な思い出として残っていますから。