寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

全国の私立中高、1099校が被災生徒受け入れ

 全国の私立中学・高校で東日本大震災被災した生徒を受け入れる動きが広がっている。

 判明しているだけでも40都道府県の中学・高校(通信制を除く)計1099校が約6600人の受け入れを表明。大半が学費免除で、中には希望者全員の受け入れや、家族を含めた支援の申し出もある。

 東京都北区の男子校、聖学院中学・高等学校(山口博校長)は、震災直後に職員会議と保護者会を開き、学費免除で希望者全員の受け入れを決定。交通費、食費をまかなう基金の準備を始めた。ホームステイ先も15件確保した。

 日本私立中学高等学校連合会の調査(14日現在)によると、私立校の多い東京、神奈川を中心に、中学299校(計1439人)、高校(全日・定時制)800校(計5130人)が受け入れを表明した。大半が当面の学費を免除し学用品も支給。在校生家族によるホームステイや寮など、生活支援の申し出も246校に上る。成績や出身校に条件を付ける場合も一部にあるが、ほとんどが公立校の生徒に門戸を開いている。

(2011年4月23日 読売新聞)

学校同士の支援、広がっているようです。子供たちに素晴らしい未来が待っていることを願ってやみません。(JTC/吉田俊也)