寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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私立高の学費延納 7月末時点で924人

とても気になるニュースです。

短い記事ですが、ぜひ共有させてください。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)

 
 

全国私立学校教職員組合連合(全国私教連)は(8月)11日までに、新型コロナウイルスによる私立高校生への影響を調査したところ、7月末までに35校の計924人が学費延納を申請したと発表した。東京都内で記者会見した永島民男中央執行委員長は「年度後半、家計が悪化する生徒が増えると危機感を持っている。国や自治体は支援の拡充をしてほしい」と訴えた。

 

この調査は今年6~7月末に実施されたもので、

全国私教連に加盟する組合がある地域を中心に

27都府県217校の状況をまとめたものとなっています。

つまり、国内の全私学、というわけではないのです。

 

記事によれば、調査対象は全国の全日制私立高校の2割弱。

この5倍の数が実態だとすれば…

そして、経済的なダメージはここからが本当の正念場を迎える、

とも言われます。なおのこと心配ですね。

 

延納申請者が100人を超えた学校もあったほか、生徒から学費に関係する相談を受けている高校も27校あった。

 

貴校園の状況はいかがでしょうか。

頂戴する学費に見合う教育サービスの提供は当然ながら、

学費の支払に対する何らかの措置の検討とともに、

自校園自体の資金繰りにも問題が出てこないか、

慎重な検討が必要でしょう。

 

(文責:吉田)

 

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