大阪府池田市教委は20日、大阪教育大(大阪府柏原市)との間で、教員養成分野の連携を強化する協定を結ぶと発表した。
教員を目指す大学生の実習を増やすとともに、小中学校の教育活動の充実を図るという。
大学生が市立小中学校の授業や学校行事に参加したり、市が教員志望者を対象に今年度開くセミナー「ふくまる教志塾」の講師に大学教授を招いたりする。
22日に大学で行う締結式で、市教委の村田陽教育長と、大阪教育大の長尾彰夫学長が協定書に調印する。
(2011年4月21日 読売新聞)
「就職難」の一方で「採用難」の声も聞かれる教育業界。人材と職業のミスマッチが起きているのかどうか分かりませんが、少なくともこれまでの学校には「外部から風」がなさすぎたような気もしています。いろいろな角度から児童や生徒の育ちを見守り支援することはとても大切だと思います。教育系の大学のみならず、一般の企業や海外など、いろいろな立場や環境の方々が学校に関わり、これまでとは違った空気を持ちこんでいただきたいですね。(JTC/吉田俊也)