まずはこちらのニュースをご覧いただきましょう。
すでにご承知の方も多いと思いますが、
お花見の頃の衝撃ニュースです。
(会員限定記事となっております。ご了承ください)
花見シーズンが後半に入るなか、東京都内で桜の倒木が相次いでいる。周囲に人がいれば重大事故の危険があり、3月には世田谷区の公園でけが人が出た。管理する国や自治体が詳しい原因を調べている。
この記事によりますと、一般に植樹された木々については
車の交通量が増えた1950年代ごろから多く植えられるようになり、
植樹から半世紀以上が経過し、老齢期を迎える木が増えた、
とのことです。
さて貴校園の通学路の安全確保、留意されているでしょうか。
危険は意外な場所に潜んでいることがあります。
日経新聞より。
国土交通省は(3月)30日、街路樹の倒木による事故が相次いだことを受け、点検を効率的に進められるよう自治体向けのガイドラインを策定した。今後、自治体に送付する。
災害時に支援物資の搬送を担う「緊急輸送道路」や通学路の脇にある街路樹は優先順位が高いとし、年1回程度の定期巡回を推奨する。
国交省によりますと、2018〜22年の5年間で、
平均年約5,200本の街路樹が強風や病害などで倒れたそうです。
年間5,200本という数字は全く軽視できませんね。
身近で起こっても何ら不思議はない、と感じます。
倒木に絡んで人身事故に至ったものは
2021年4月〜2024年11月に33件と
数はぐっと減りますが、私の知る限り、
これはまさに「たまたま」であって、
ひとつ間違えば、タイミングが一瞬ずれていれば、
怪我や大事故につながっていたものが多くあっただろう、
とも思います。
国交省の2024年度調査では、都道府県の33%、市町村の68%が、
徒歩による定期巡回を実施していなかった、ともあります。
素人が見ても危険性が判断できないケースももちろんあるとは思いますが、
その逆に、誰が見ても危険に見えるものも放置されていることがあります。
学校関係者の皆様方には特に、
日常的に通学路や学校敷地の立木の状況について、
意識的にチェックしておかれることは必要ではないでしょうか。
(文責:吉田)