災害が心配な時期が近づいています。
通学路の安全もぜひ確認しておきたいですね。
日経新聞より。
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千葉県八街市で飲酒運転の大型トラックが下校中の小学生の列に突っ込み2人が死亡、3人が大けがを負った事故から1年となった(6月)28日、多くの人が現場に足を運んだ。「天国で楽しく」「忘れてはいけない」。悲劇を繰り返すまいと、再発防止を誓った。
本当に痛ましい事故で、何と言葉を発していいか分かりません。
が、このような事故が現実に起こっていることを私たちは忘れてはなりません。
まずは飲酒運転や危険運転をなくすように、
いろいろな方面から啓発していくことが重要です。
その一方で、万一のことが起こった場合でも、
リスクを軽減してくれるしくみもまた大切な備えになります。
記事によりますと、小学校の通学路緊急点検で判明した危険箇所、
実に76,404カ所あったそうなのですが、
その場所への信号機や柵の設置などの対策が完了したのは
今年3月末時点で59%(45,057カ所)に上るとのことです。
2023年度末までに全ての危険箇所の解消を目指すそうです。
公共の道路などの対策は公的機関に急ぎ実施していただくよりないのですが、
私学の場合には、独自の対策が必要なケースもおそらくあるでしょう。
さて、そのような対策への目配せはできていらっしゃいますでしょうか。
立地する地域との連携を図りつつ、
ハードとソフトの両面から安全確保を目指したいですね。
(文責:吉田)