カリキュラムや授業の開発を企業が行う例が増えてきています。
日経新聞より。
(会員限定記事となっております。ご了承ください)
英語学習サービスを手掛けるプログリットは、(4月)21日に開校した「HR高等学院」と連携する。HR高等学院はNTTドコモ発のスタートアップ、RePlayce(リプレイス、東京・渋谷)が運営する通信制高校のサポート校。英語学習のカリキュラムを共同開発し、3年間で海外大学に進学できるレベルを目指す。
HR高等学院の存在はご承知の方も多いでしょう。
改めて同校のHPを拝見しましたが、
既存の高校とは一線を画したいという意思がしっかり見える、
魅力的な作りになっていました。
ぜひとも皆様もご覧いただければと思います。
そして、このHR高等学院での実践によって、
英語学習のよりよいカリキュラムを作ろうとするのが
今回の記事にある取組みだと言ってよいでしょう。
プログリット社は、コンサルタントが伴走して
短期間で英語力を高める英語コーチングが主力事業とのこと。
HR高等学院の授業では、そのプログリット社のアプリを用い、
また同社の英語コーチングのノウハウも使ったうえで、
生徒が毎日1時間程度の英語学習を続けられるよう、
学院のコーチが伴走するそうです。
そして3年間で英語力を中学校レベルから海外大に進学できる水準まで
引き上げるとのこと。目標が明確ですね。
入学1年目には発音トレーニングや人工知能(AI)英会話、2年目には聞き取った英語をまねて発音するシャドーイングや定型文を瞬時に日本語から訳す「口頭英作文」といった実践的な学習に取り組む。3年目は英語能力テスト「TOEFL iBT」や 「IELTS」などのスコア獲得に向けた学習を進め、英検1級や「TOEIC L&R」(聞く・読む)900点相当の英語力を身につけさせることを目指す。
さて、貴校園の教育目標は明確でしょうか。
そして、組織はその目標に一丸で向かっているでしょうか。
とても単純なことですが、その単純なことができるかできないかで、
学校の存在感はずいぶんと変わる気もするのですがいかがでしょうか。
(文責:吉田)