これで志願者増、となりますでしょうか。
日経新聞より。
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人事院は(9月)22日、2023年春の国家公務員の総合職試験に関し22年までと比べて2週間ほど前倒しする日程を発表した。24年にはさらに2週間程度早め、5月下旬に結果が分かるようにする。民間企業の就職活動と並行して受験しやすくし、公務員の志望者を増やす。
2023年春の試験は3月1日から申し込みを受け付けて、
1次試験は4月9日に実施、合格発表が6月上旬、とのことです。
私自身も一応公務員試験の受験経験がありますが、
1次試験が4月上旬というのはやっぱり早いという印象があります。
ちなみに、国家公務員試験の変革はこれだけではなく、
秋に試験する総合職「教養区分」の受験可能な年齢の引き下げも
実施されるようで、19歳以上から受験できるようになるようです。
このニュースは早くから流れていましたので、
すでにご存じの方も多いはず。
そして、学校関係者各位には、その後に流れた
「教員採用試験の前倒し」のニュースもすでにご承知かと思います。
試験制度を変えることで何とか志願者数を増やしたい、
という思惑は理解できなくはありませんし、
それなりに大切なことだとは思いますが、
やはり本質はそこではない、
という気持ちをかえって強くしてしまいます。
今回のニュースの末尾にも、こう書かれていました。
新卒採用の門戸を広げるとともに働き方の改善にも取り組む。人事院が実施した22年の新規採用の国家公務員に向けたアンケートによると、人材確保に必要な施策として6割超が「超過勤務や深夜勤務の縮減」をあげた。
働きたい、と思える職場になることが大切。
公務員も、学校教員も、働き甲斐は十分あるはずなのです。
長く働ける場になることを願ってやみません。
(文責:吉田)